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2024年1月18日木曜日

竹細工 共縁六つ目かご(3)縁編み

共縁六つ目かご

<寸法> 直径 230㎜ 高さ 90㎜
<材料> 立ヒゴ 長さ 700㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮と皮下 各12本
     横ヒゴ 長さ 900㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮 3本
     力竹 長さ 230㎜ 巾 20㎜ 厚さ 3㎜ 皮 3本
<道具> スチールたわし、竹挽鋸、竹切り台、鋼製コンパス、竹割鉈(大・小)
     クモデ、竹割台、ゴム引き手袋、幅決め台、厚み決め器、霧吹き、ものさし
     ハサミ、ビニタイ
<工程> ヒゴつくり⇒底編み⇒胴編み⇒縁編み

縁編み
右上がりのヒゴを一本取り右隣り三つ目のアヤに届く長さに切ります
すべての右上がりのヒゴを同様に切ります
左上がりのヒゴを前に出します
左上がりのヒゴを一本取り左隣り三つ目のアヤに届く長さに切ります
すべての左上がりのヒゴを同様に切ります
すべてのヒゴの先をハサミで四等分します
三段目の横ヒゴのところまで割きます
右上がりの立ヒゴを一本右隣りに倒します
一番目のアヤの後ろ⇒二番目の前⇒三番目の後ろ
右に向かってすべてのヒゴを順に倒します
最後から二番目のヒゴは最初に倒したヒゴを緩めて差し込みます
最後の一本は緩めた二本の間を通します
すべて入れ終わったらよく押さえ込みます
左上がりのヒゴは左隣りの二本の後ろを通り三本目のところに差し込みます
左に向かってすべてのヒゴを差し込んでいきます
最後から二番目のヒゴは最初に倒したヒゴを少し緩めて差し込みます
最後のヒゴは二本のヒゴを緩めて差し込みます
外側から顔をのぞかせているヒゴの先を切り詰めてできあがりです!


竹細工 共縁六つ目かご(2)胴編み

共縁六つ目かご
<寸法> 直径 230㎜ 高さ 90㎜
<材料> 立ヒゴ 長さ 700㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮と皮下 各12本
     横ヒゴ 長さ 900㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮 3本
     力竹 長さ 230㎜ 巾 20㎜ 厚さ 3㎜ 皮 3本
<道具> スチールたわし、竹挽鋸、竹切り台、鋼製コンパス、竹割鉈(大・小)
     クモデ、竹割台、ゴム引き手袋、幅決め台、厚み決め器、霧吹き、ものさし
     ハサミ、ビニタイ
<工程> ヒゴつくり⇒底編み⇒胴編み⇒縁編み

胴編み
胴編みの直前まで底編みを数時間水に漬けておきます
大きな正六角形の対角線の長さを測ります
その長さの力竹をつくり底にはめます
向きは底編みの皮と力竹の身が同じ方向になるようにします
この面がかごの下側になります
こちらがかごの内側になります
腰を立ち上げやすいようにクセをつけます
写真のように置き左手で六角形の一辺を押さえ右手でその一辺を外側から起こします
徐々に力を込めて折れない程度に内側に折り曲げます
一段目
六辺のどの一辺からはじめてもかまいません
その辺のアヤが返っていることを確かめ横ヒゴ(皮)を写真のように入れます
入れた三か所のアヤを返します
アヤを返した辺を左手で押さえもうひと目先の角の目のアヤを返します
角の目は自然に五角形になります
ヒゴがはじけないように左手で押さえたまま次の辺のアヤが返っていることを確かめます
次の辺に横ヒゴを入れます
入れた三か所のアヤを返します
おなじ要領で一周編んで末端を編みはじめの下にくぐらせます
重ね目は最低アヤ四か所を通るようにします

一辺ずつ両手でボールをはさみつぶすようにして腰立ちのクセをつけます
角の目の五角形をなるべく小さくするように絞ります
横ヒゴを引き絞って腰立ちが戻らないようにします
二段目
一段目を開始した辺と反対の側の辺のアヤが返っていることを確かめます
横ヒゴ(皮)をそこに入れます
入れた三か所のアヤを返します
二段目以降は五角形は登場せずすべて六角形になります
三段目
横ヒゴ(皮)を一段目と二段目の開始点の中間に入れます
あとは二段目と同じ要領で編みます
四段目
横ヒゴ(身)を三段目を開始したところと反対側に入れます
あとの要領は二、三段目とおなじです
これで胴編みができました!



竹細工 共縁(ともぶち)六つ目かご(1)ヒゴつくり⇒底編み

共縁六つ目かご
<寸法> 直径 230㎜ 高さ 90㎜
<材料> 立ヒゴ 長さ 700㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮と皮下 各12本
     横ヒゴ 長さ 900㎜ 巾 6㎜ 厚さ 0.6㎜ 皮 3本
     力竹 長さ 230㎜ 巾 20㎜ 厚さ 3㎜ 皮 3本
<道具> スチールたわし、竹挽鋸、竹切り台、鋼製コンパス、竹割鉈(大・小)
     クモデ、竹割台、ゴム引き手袋、幅決め台、厚み決め器、霧吹き、ものさし
     ハサミ、ビニタイ
<工程> ヒゴつくり⇒底編み⇒胴編み縁編み

ヒゴつくり
割り
①直径8㎝の丸竹を節をひとつ挟んで長さ700㎜(横ヒゴは900㎜)に鋸で切ります
 切り口がガタガタにならないようにまっすぐ切ります
②竹の上側の切り口の外周に鋼製コンパスで6㎜の幅にケガキ点を入れます
 竹の身が最も厚いところからケガキ点を入れ始めます
③竹割鉈大で最初のケガキ点に割りを入れます
④割りを入れたところと正反対のケガキ点に割りを入れます
⑤鉈を両手で持ち割りを入れた位置で節の上まで一気に割り下ろします
 竹を倒さないように注意しながら真っ直ぐ下に鉈を押し下げます
⑥いま割った方向と直交する角度に一番近いケガキ点で節の上まで割り下ろします
⑦割れたところにクモデを挟み込み鉈の峰で叩いて4分の1に割ります
⑧割ったらすぐに内側の節を鉈で叩き落とします
⑨ケガキ点に竹割鉈小で割りを入れます
 竹がなるべく半分に近く割れるようにケガキ点を選んで割ります
⑩竹割台を使い割りを入れたところから最後まで割ります
 竹面を床面とは平行に竹割台の金具とは直交するにように竹を保持して割ります

剝ぎ
竹の皮と身が2対3になるように竹割鉈小で剝ぎ目を入れます
この比率は竹を楽に剥ぐことができる黄金比です

竹が薄い場合は皮側が最薄でも2㎜以上になるように剝ぎ目を入れます

竹割台に剝ぎ器をセットします
剝ぎ器に剝ぎ目を入れた竹をセットします
向かって左が皮側です
皮側の厚みが一定になるように左手で少しずつ竹を押し込みます
節を越えるときは皮側が一直線になるようにして竹の先端と元側を持ち一気に越えます
剝ぎ終わったら小さい竹割鉈で皮側に1.2㎜の厚さの剝ぎ目を入れます

その厚さをキープして剥ぎます
節越えには鉈を使います
仕上げ
剝ぎ終わったら幅決め台で幅を6㎜に仕上げます

竹割鉈で皮側に厚さ0.6㎜の剝ぎ目を入れます

剥ぎ器を手で持って厚さ0.6㎜をキープして剥ぎます
厚さ決め器で0.6㎜に仕上げます
底編み
立ヒゴを24本使って底編みをします
中央の6本は皮、その外側は身と皮を交互に使います
以下の説明ではすべて皮のヒゴを使っています

1 ヒゴを並べます
2 左のヒゴを潜り右のヒゴは超すようにして右上がり60度でヒゴを加えます
  ヒゴはつねに超すか潜るかで交差します
3 超し潜りで左上がり60度にヒゴを加えます
4 右上のXのヒゴを上下入れ替えます
 このようにヒゴの上下を入れ替えることをアヤを返すといいます
 人差し指の先がアヤを返したところです
5 右上がりのヒゴと平行に超し潜りでヒゴを加えます
6 左上がりのヒゴと平行に超し潜りでヒゴを加えます
7 右上のXのアヤを返します
 できた六つ目がかごの底の中心になります
 ・ヒゴの上下左右の出は均等になるようにします
 ・ヒゴの節は他のヒゴの上にくるようにします
 ・六つ目をなるべく小さくします
8 右上がりのヒゴと平行にヒゴを加えます
9 左上がりのヒゴと平行に入れます
 ここも他のヒゴと上下交互になるようにします
10 右上のXのアヤを返します
11 左回りに90°回して垂直の二本のヒゴが水平になる位置に置きます
12 ここから最後までヒゴの加え方は次のようにします
    ①直に右上がりのヒゴとアヤを返した左上がりのヒゴ(ピンク色)は超す
  ②アヤを返した右上がりのヒゴと直に左上がりのヒゴは潜る


13 アヤを返します
14 左回りに60°回し左上がりになっていたヒゴが水平になるように置き換えます
   これを置き直しといいます
15 ヒゴを加えます
16 アヤを返します
17 置き直します
18 ヒゴを加えます
19 アヤを返します
20 置き直します
21 ヒゴを加えます
22 アヤを返します
   このようにアヤが二か所以上あるときは右から順に返します
23 置き直します
24 ヒゴを加えます
25 アヤを返します
26 置き直します
27 ヒゴを加えます
28 アヤを返します
29 置き直します
30 ヒゴを加えます
31 アヤを返します
32 置き直します
33 ヒゴを加えます
34 アヤを返します
35 置き直します
36 ヒゴを加えます
37 アヤを返します
38 置き直します
39 ヒゴを加えます
40 アヤを返します
41 置き直します
42 ヒゴを加えます
43 アヤを返します
44 置き直します
45 ヒゴを加えます
46 アヤを返します
47 置き直します
48 ヒゴを加えます
49 アヤを返します
50 置き直します
51 ヒゴを加えます
52 アヤを返します
53 置き直します
54 ヒゴを加えます
55 アヤを返します
56 置き直します
57 ヒゴを加えます
58 アヤを返します
59 置き直します
60 ヒゴを加えます
61 アヤを返します
62 つぎのようにヒゴを調整します
  ・ヒゴが上下左右に均等に出るようにヒゴの端を引っ張ります
  ・節は他のヒゴの上に来るようにします
  ・縦向きの節は少なくとも端から一目内側に入るようにします
  ・大小の六角形が共に正六角形になるように整えます