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2020年4月24日金曜日

藁細工 弁慶

焼いて竹串に刺した魚を囲炉裏のうえに吊るし燻すための道具です
串を刺された様子が弁慶の最期を思わせるところからきたネーミングとか

<寸法> 長さ 50㎝ 太さ 8㎝
<材料> 藁 2束 拵え方 藁を太めと細めに等分に分けます
             細めは水に浸し、よく叩いてからミゴをとります
             太めは水に浸すだけでOKです
     麻紐、輪ゴム
<道具> 霧吹き、ハサミ、メジャー

「つと」の芯
太めのわらを一掴み、穂先から三分の一のところを麻紐で徳利結びします
根元の方を穂先側に折り返します
ぜんぶ折り返すとこんな感じです
折り返しから30㎝のところを徳利結びします
根元側を折り返してまた徳利結びします
飛び出している穂先をハサミで切ります

つと
太めのわらを一掴み、根元側を10㎝切ります
切ったところから10㎝のところで徳利結びします
結んだところを開いて芯を入れます
芯が隠れるようにわらで包んで反対側を徳利結びし、両端と中央に輪ゴムをかけます

網かけ
編みどめ
細めの藁を片側二本で50㎝綯います
つとの穂先側の結び目のところをその縄でゆるく徳利結びします
これが「編みどめ」になります
一段目
網縄を細めの藁を片側二本で90㎝綯います
この縄を「編みどめ」に下側から通し、先だけのぞかせておきます
縄の反対側の先を、こんどは「編みどめ」の上側から通すと輪がひとつできます
この輪が「の」の字を逆さにして、左右反転した形(以下、のさはん)になっていれば正解です
のさはんを右にむかって作り続けていきます
輪が7つできたところで一段目のできあがりです
「編みどめ」の徳利結びを締め直し、その両端をひとえ結びにして編みどめの下に隠します
のさはんを引き締めつつ、7つの輪が同じ大きさになるようにします
二段目~
二段目ものさはんを作り続けます
こんどは「編みどめ」ではなく一段目の輪に縄を通して形を作っていきます
繩が足りなくなったら随時90㎝づつ綯いたします
できた編み目が緩まないように、左手の指で押さえながら網かけしていきます
だんだん何段目をやっているのか分からなくなりますが大丈夫です
ただ編み目の大きさがバラバラにならないようにだけは注意します
つとの太いところは編み目を大きくし、最後はまた小さくしていきます
こうして根元側の結び目まで網かけします
吊り下げ
吊り下げ用の縄を細めのわら二本二本で120㎝綯います
吊り下げ用の縄でつとの根元の結び目のところをゆるく徳利結びします
網かけの縄をその吊り下げ用の縄にもかけながら一周編みます
吊り下げ縄を網かけの輪に通し、ひとえ結びして末端を切り、徳利結びを締めます
吊り下げ縄の片方を網かけの目に通してつとの反対側にくるようにします
べんけいを吊り下げたときに傾かないようにするためです
太い竹串を作って刺してみました
怖いぐらいしっかり刺さります!
「べんけはん、のさはんが、痛い、いうてます!」
「のさはんより、わしのほうが痛いはずじゃ」

#べんけい #ベンケイ #弁慶