ラベル 藁 えじっこ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 藁 えじっこ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年8月28日月曜日

藁細工 えじっこ(背負いタイプ、マチあり)

「えじっこ」は赤ちゃんをすぽっと入れて背負うための道具です
奥会津では嬰児籠(えいじかご)を「えじっこ」と呼びました
赤ちゃんが苦しくないようにマチをつけています

<寸法> 幅 35㎝、高さ 30㎝、奥行き 10㎝
<材料> 藁縄① 径5㎜×50m 1本
     藁縄② 径14㎜×2m 1本(背負い縄)
     藁 1束
<道具> 板(30㎝×35㎝)、霧吹き、はさみ、ものさし、マジック

縄綯い
縄はとりあえず50mほど綯っておきます
作り始めて足りないようであれば綯い足します

マチ以外の部分は「えじっこ(肩掛けタイプ、マチなし)」
http://hitoshio.blogspot.jp/2017/08/blog-post_18.html
を参考にして編みます

縄巻き
板の長辺向きに36周巻きます
巻き始めと巻き終わり(洗濯ばさみから先)の部分は3mほど取っておきます

底編み
底の中央を下から上に向かって往きを編み終わったところです

底の中央を一往復編み終わりました
左右のタテ縄の中央に来ているか確かめます

底の中央から右側5㎝のところを一往復編みました
中央からこの編みまでの幅の2倍がマチの幅になります

底の中央から左側5㎝のところを編みました
左右の編みのあいだが底の部分、左右の輪が長辺のタテ縄になります

マチのタテ縄つけ
巻き始めの縄を使ってマチのタテ縄をつけます

巻き終わりの縄を使ってマチのタテ縄をつけます

底の編み追加
改めて見てみると底の編み目が粗すぎるようで物が落ちてしまいそうです
中央と下側の編みのあいだに編みをたしました

中央と上側の編みのあいだにも編みたしました

クセつけ
この段階で底からたて縄に切り替る部分にクセをつけます
霧を吹きタテ縄を内側に折りたたんで押さえます

回し編み
タテ縄の回し編みをマチからはじめます

回し編みが半周ほど終わったところです

回し編みを一往復終わったところです
たて縄が底面に対して直角に立つように回し編みします

横から物が落ちないようにタテ縄に回し編みします
底編みの最上部から4㎝上に一段目を編みます

一段目の回し編みが終わりました

さらに4㎝上に二段目を編みます

模様編み
三段目は二本交差編み、四段目は織編み、五段目・六段目はまとめ編みです
「えじっこ(肩掛けタイプ、マチなし)」と同じなので参考にしtくださいねhttp://hitoshio.blogspot.jp/2017/08/blog-post_18.html

四段目の織編み、五段目・六段目のまとめ編みが終わりました

背負い縄
背負い縄をとおして出来上がりです


うしろから見るとはこんな具合です

藁こさえから完成まで28時間30分かかりました

あしたのために
1 しっかりと撚りをかけて縄を編むこと
2 回し編みでは飛ばしや逆方向編みをしないように注意すること
3 赤ちゃんを入れるためだけであれば幅25㎝、高さ45㎝、奥行き10cmぐらいがいい

#えじっこ #嬰児籠

2017年8月18日金曜日

藁細工 えじっこ(肩掛けタイプ、マチなし)

えじっこ
奥会津ではこのような編み袋を「えじっこ」と呼んだそうです
「えじっこ」のもとの意味は嬰児を入れる藁製の籠(嬰児籠:えいじかご)です
それが訛って「えじっこ」になったんですね
縦長でマチのある背負いタイプの「えじっこ」であれば赤ちゃんもすっぽり入ります
山がちな奥会津では地面に置く「えじっこ」ではあぶなかったでしょう
畑の脇に置いた籠が斜面を転落したり嬰児が野生動物に襲われたりする危険があります
それを避けるために背負える「えじっこ」を考案しそして広まったのかなと想像します
この「えじっこ」を作る様子をご覧ください

<寸法> 幅 45㎝、高 35㎝
<材料> 藁縄① 径5㎜×45m 1本
     藁縄② 径7㎜×1.5m 1本
     藁 1束
<道具> 板(30㎝×35㎝)、霧吹き、はさみ、ものさし、マジック
藁縄は綯ったあとよく撚りをかけ、藁でしごいておきます
板に藁縄①を56周巻きます
巻き残った藁縄の末端は切らずに残しておきます

巻いた縄の片側にマジックで印をつけます

縄を板から二周はずし縄の中央を藁二本で編みはじめます
藁の末端は縄の綯い目に差し込んでおきます

下が藁の末端で上が先端方向です

縄を板からほぐしながら往きを編み進めます

往きを編み終わりました

上下を逆さにして還りを編みます
編み始めはこのように藁を回します

中心をはさんで左右の編み目がハの字になるようにします

一往復を編み終わりました
この編み目が底になります

編み目の中央で折り曲げます

折り曲げた部分(底)を逆さにして見たところです

底編みをさらに片側二往復づつ足します

底編みの上端から4~5㎝上のところでさらに一往復編みます

2段目も同様に編み、3段目は中央部の縄を2本づつクロスさせる模様編みにします
写真は5コ目のクロスを編んでいるところです

3段目を編み終わりました

4段目は縄自体を2本づつまとめて編んでいきます
本体を逆さにして左側から編み始めます
1と2は右に下ろします
3は左に下ろし2の上、1の下を通します
4は右に下ろし5の下、7の上を通します
5は左に下ろし4の上、2の下を通します
6は右に下ろし7の下、9の上を通します
7は左に下ろし6の上、4の下を通します
説明のとおりになっていません!そのうち差し替えます
最後に2と7の先端を合わせ輪(以下輪という)にします
1を輪の中に上から入れ、左側下に出し、輪の上を通って右側下から再び輪の中に入れ上に引き出し、しめます※
ここで下にできた輪が5段目になります
この写真も分かりずらくてすみません
同様の手順で右に向かって編んでいきます

5段目の輪が1周出来ました

5段目の輪の先端を隣同士2つ重ね※と同じ要領でしめると6段目の輪になります
6段目の輪を1周作ります

6段目の輪に肩掛け縄として藁縄②を通すと出来上がりです

あしたのために
その1:藁はミゴを抜いておくと手触りがよくなります
その2:縄を細め(径4㎜ぐらい)に綯うと全体が小ぶりになります

#えじっこ #嬰児籠