2016年8月10日水曜日

竹細工 四つ目かご 編みヒゴつくり

<工程> 編みヒゴつくり四つ目編み縁編み縁巻ヒゴつくり縁巻き

<寸法> 径20㎝ 高さ7㎝

<材料> 編みヒゴ 長さ70㎝ 幅10㎜ 厚さ0.7㎜ 皮、皮下、身を各8本
     縁ヒゴ  長さ70㎝ 幅6㎜ 厚さ1.5㎜ 皮1本
     縁巻ヒゴ 長さ2.5m 幅6㎜ 厚さ0.7㎜ 皮下1本

<道具> スチールたわし、小カンナ、竹挽ノコギリ、竹切り台、鋼製コンパス、
     竹割鉈、小丸竹2本、小割鉈、竹割台、ゴム引き手袋、幅決め台、
     クランプ、厚さ決め台、ビニタイ、洗面器2コ、半透明テープ

準備
節のあいだが35㎝以上ある竹をスチールたわしでゴシゴシ洗い雑巾でふきます
中央の節の出っ張りを小カンナで削り取ります

中央の節から左右35㎝のところをノコギリで切ります
竹を左手で向こうに回しながらノコギリを竹に深く切り込まないようにします

割り
鋼製コンパスで竹の上端に1㎝間隔で一周しるしをつけます
しるしは竹がもっとも肉厚になっているところからつけ始めます
最初につけたしるしのところを竹割鉈で割りを入れます

③竹を半回転させ最初につけたしるしと反対側のしるしのところに割りを入れます
割りを入れた2か所ところに鉈を入れ、節の手前まで半割します
竹を1/4回転させいちばん近いしるしのところで1/4割りにします
割ったところに小丸竹を十字になるように差し込みます
小丸竹を鉈の背でたたきおろし完全に1/4に割ります
小割鉈でしるしのところに少し割りを入れたあと竹割台で割ります
竹を両手で持ち手前側の末端を左わき腹に押さえつけます
幅が均一で断面が長方形に割れるように竹を操作しながら割り進めます
節の直前で幅が均一になるよう注意して割り進めます
節を越えるところでは勢いよく越えます
節を越えた後(節の左側)の幅が均一になるよう注意します

はぎ(1)
小割鉈で皮から厚み3.2㎜のところに5㎝の割りを入れます
竹割台で剥いでいきます
節を越えるときは竹を内側に曲げて勢いよく越えます
こうしないと節を越えた部分が薄くなります
さらに小割鉈で皮から厚み1.5㎜のところに5㎝の割りを入れます

竹割器を使って剝ぎます

幅決め
皮と身にはいだ竹を幅決め台を使って10㎜幅にします

はぎ(2)
皮と皮下に、身は身2枚にクランプを使ってはぎます


(動画↓)

厚さ決め
※はいだ竹を正確な厚さにすることを「厚さ決め」といいます。
・皮: ウラ 節の上の半分⇒節から下の半分
・皮下: オモテ 節の上の半分⇒節から下の半分
     ウラ 節の上の半分⇒節から下の半分
・身: 皮下と同じ
それぞれ節の部分も削って薄くします

                       (動画↓)

6 件のコメント:

  1. やはり、様々な道具が必要になるのですね。 でもチョット現代風な作りの道具でした。

    はぎが難しいのでは? 均一な厚さ・幅にするには、微調整をしていくのでしょうか?

    材料の竹は緑色で切り出したばかりのようですが、若い物の方が加工しやすいのでしょうか? 

    昔し作っていた竹ひごゴム動力の飛行機の翼を思い出します。
     


    返信削除
  2. 竹細工、雪深い地方では手先の器用な人が生活の糧に真冬のシンシンと雪の降る中で作っている姿が思い浮かばれました。

    自然を活かした日本の智恵ですね。 ぜひ習得して、伝えてください。

    返信削除
  3. 竹ひごのゴム飛行機なつかしいですね。
    ご紹介した道具はほとんどホームセンターで買える材料でできています。それを加工するノウハウがあると八柳さんはいっています。道具はいずれもシンプルなのでよいヒゴをつくるには力の加減がたいせつです。よく竹を割ったような性格などといいますがヒゴつくりにはこれがあてはまるか疑問です。割ったりはいだりするときの力のかけ方しだいで竹の厚みや幅は容易に変わってしまいます。気をぬかずに竹のご機嫌をうかがいながらやらなければまっすぐで均等な肉厚になりません。竹は世間一般に信じられているよりも気難しい性格なのではないかと思います。そのような竹とうまくつきあえるようになれればいいなと思っています。
    竹はとったあと日陰においておけば半年ぐらいは青いままです。おいているあいだに水分がぬけていくため見た目は青くても素性が変っていきます。採ってまもないころと水分がぬけたあとはヒゴつくりしやすいといいます。中途半端に水分がのこっているときはムラがありつくりにくいようです。

    返信削除
  4. 動画を拝見していると竹割りのコツ職人技。変な道具使わなくも出来るでしょうに。余分事ですが私の籐芸の恩師は川越に。

    返信削除
  5. 教室に通ってますが、ナタで3回目ではぐ時、どうしても皮が剥がれてしまいます。
    動画で見た竹割台があれば上手く剥げるんじゃないかと思いました。竹割台は、作ったんですか?

    返信削除
  6. 竹割台は青竹細工道場の八柳さんが考案し製作したものです
    「青竹細工道場」で検索するとホームページをご覧になれます
    そこに竹割台をはじめとする道具のことが紹介されていますよ

    返信削除