| めかい |
縁ヒゴ L 1100㎜ W 10㎜ T 3㎜
縁巻きヒゴ L 4000㎜ W 8㎜ T 0.8㎜
編む前の日から全体を水に漬けておきます。
左向きのヒゴは元から10㎝で切ります。
右向き(左の写真では上向き)のヒゴは元から11㎝で切ります。元の位置に注意して切ってください。
全部のヒゴを切り終わったところです。
ヒゴの先をハサミで4等分に切ります。
切ったところを元まで指で裂きます。
すべてのヒゴを同じように裂きます。
ヒゴを内側に曲げてクセをつけます。
写真では左手だけでしかやってませんが
右手でも同じようにやってください。
クセ付けが終わったらヒゴをきれいに整えます。
ヒゴを寝かせてビニタイで止めます。
縁巻ひごを一目飛ばしに半周巻きつけます。
縁巻ひごの始点を編み目にもぐり込ませて止めます。
いきなり出来てしまいました。
夢中で作っていて写真を撮るのを忘れてしました。
・縁ヒゴを入れる
・縁巻きを巻く
・縁巻きを締める
・縁巻きを止める
という工程が入ります。
完成後の大きさが解りずらいので、サイズを書くか解りやすい対象物と写真を撮るとよいと思います。
返信削除緑色の皮?は飾りでしょうか? 編んで行く上で必要な材料なのでしょうか?
水に漬けておく。 なるほど! ひごの先を4等分するなど竹の性質を上手く利用しているのですね。 昔の人の智恵ですね。
先日もTVでアメリカ人が和船の作り方を記録しているという事が紹介されていました。 大切な日本の文化、伝えて行ってください。
伊豆の蕎麦屋ですが、海沿いの135号線早川から真鶴の途中、根府川駅付近の初代惣右衛門というお店です。 大きな古民家を利用した店です。 天気が良ければ海が目の前に広がった眺望も最高の店です。
このかごはこれまで作ったなかで一番大きいです。そう言うだけでは分からないですよね。サイズを編みの(1)の最初に載せました。このくらいが農家の作業では重宝するサイズです、と先日行った新井竹芸の方が言ってました。大人の頭が余裕で入るくらいです。
返信削除緑色の皮は飾りか、それとも必要な材料なのか?
ズゴクいい質問ですね。作り手としてお話ししたいことです。
竹は表層から内部の層に向かうにつれ、見た目、肌触り、強さがはっきりと変化していきます。
表面の皮は青くきれいで、すべすべしています。固いですがもろいともいえます。
皮のすぐ下の皮下はやや青みがかって艶やかです。皮ほどではないですが平滑です。腰が強くて折れにくい。
皮下のさらに下は身といいます。色が茶色っぽくなり地味で、ざらつきます。内側の層になればなるほど脆くなるので、使えるのは皮下のあと二層ぐらいです。
このような竹の部分的特徴をうまく利用して籠はデザインされています。それをこのめかいで見てみましょう。このページのトップの写真を見てください。
皮は籠の底面と側面の強度を保ち、大きな青い四角形で強い印象を与えています。左右から真ん中へおりてきた皮が底面で折れて交差しているでしょう。この交差した部分は底面ですから使用中に頻繁に擦れたりぶつかったり水でぬれたりします。皮、皮下、身のそれぞれの特性からすると皮を使うのが理にかなっています。
この皮の一段下には皮下が一本でV字状になっています。この部分は全てのヒゴのなかで最も複雑な折れ曲がり方になります。皮では固すぎ身では脆すぎます。それで柔軟性がありかつ強さもある皮下が使われます。ちなみに上端の縁にぐるぐる巻きつけられているのも皮下で作られた長いヒゴです。
そして皮や皮下ほどの特性が必要のない部分には身で作られたヒゴが使われています。
このめかいは15年ほど前に川越の荒物屋で買ったものを手本にして、見よう見まねで作りました。作っているうちに、なぜここには皮が使われているのか、あそこには皮下が使われているのか、というわけが腑に落ちました。
鯵天そばは根府川の初代惣右衛門ですな。合点承知しやした!
なるほど!
返信削除竹でも部位により特性が違うのですね。 その特性に合わせた使い方をしているんですね。 きっと、作る時に割れやすかったり、曲げやすいなどその部位特有の性質が解ってくるのでしょう。
今、エンジン内部の点検をやっていますが、3mmの内視鏡を使い奥深くまで挿入して、小さな穴を抜けて点検をします。 内部の構造を理解した上で、内視鏡の微妙なそりを利用して点検部位までもって行きます。 一部の作業者しか行えないので、厳しい勤務ですが、頑張っています。
3ミリの内視鏡とはえらく微細な作業ですね。聞いただけで目がショボついてきました。内視鏡に一所懸命にソリを入れている様子が目に浮かびます。えらく疲れそうですから無理しないようにしてくださいね。
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