2017年2月27日月曜日

藁細工 藁拵え

藁細工に使うわらはあらかじめ柔らかくしておく必要があります
これを藁拵え(わらこしらえ)といいます

<道具> 藁打ち用の槌



藁の数え方
藁は一掴みで一把(いっぱ)と数えます
下の写真の藁束が一把です
藁の太さや葉っぱの量などにより重さはまちまちです
一把はおよその量を把握する単位として使います

叩(はた)く
藁束にはほこりや雑草などがついています
藁束を石などに叩きつけてそれらを落とします

選(すぐ)る
藁の根元は「ハカマ」にくるまれています
藁の下半身をぐるりと取り巻いている様子を着物の袴に見立てたのでしょうか
下の写真で上にビヨーンと飛び出しているのがハカマです
ハカマは叩いただけでは全部取れません
なので指を熊手のようにしてかいとったり、さいごは一本一本つまんで取ったりします
この作業を選るといいます

選り終わるとこうなります。

取れたハカマです
これは捨てないでとっておき、鍋敷きの芯に使います


浸す(ひたす)
藁束を1時間水につけてふやかします

叩(たた)く
藁束を木槌で叩きます
これによって藁の節がポキッと折れにくくなり、全体のしなやかさが増します
叩きすぎるとかえって切れやすくなるので叩くのは一か所30回位にとどめます

ふつうはここまで終わりです
「猫つぐら」用にはさらに以下のようにします

選(よ)る
太い藁と細い藁をより分けます

切る
左の写真は切る前です
節から下の長さがまちまちです
右の写真は節下を3、4㎝に切ったものです
最後に穂先を切って全体を45㎝にします

「猫つぐら」用ができました!
一把分の藁