2020年7月4日土曜日

藁細工 深沓

深沓
ふかぐつは藁でできた長ぐつです
とはいっても雨の日用ではなく、もっぱら雪道を歩くためのものです
子供用
<寸法> 長さ 20㎝ 高さ 20㎝ 幅 8㎝
<材料> 藁 250本(細目)、ミゴ縄、色布 35㎝×15㎝ 2枚
<道具> 編み台、ハサミ、霧吹き、縫い針、糸、型(100均のシューキーパー)
子供用の型にはシューキーパーを使います
大人用
<寸法> 長さ 27㎝ 高さ 27㎝ 幅 10㎝
<材料> 藁 300本(中太)、ミゴ縄、色布 45㎝×15㎝ 2枚
<道具> 編み台、ハサミ、霧吹き、縫い針、糸、型(100均のシューキーパーを加工)
大人用の型
シューキーパーに紙を巻きつけセロテープで止めます
藁拵え
藁はミゴ抜きせず、芯縄用は全体を、編み用は根元側半分だけを叩きます

底編み
子供用の芯縄は直径6㎜、長さ180㎝で2本ないます
大人用の芯縄は直径8㎜、長さ240㎝で2本ないます
綯ったあとにタオルで磨き滑りを良くしておきます

ここから子供用の作り方で説明します

芯縄を編み台にかけます
輪になっている部分が外芯縄で、真っ直ぐなのが中芯縄です
中芯縄はとりあえずどけておきます
1組目の編み藁3本を外芯縄の先に3回巻きつけます
中芯縄を置き、その上、左下と通します

折り返して、中芯縄の下、右上と通します

2組目の編み藁は、根元側を上にして、20㎝のところを左側に置きます

左の中芯縄の下、右の中芯縄の上、右の外芯縄の下と通します
折り返して、左の中芯縄の上、左の外芯縄の下と通します
3組目以降も左右交互に上と同じ要領で編んでいきます
芯縄のあいだに指を差し込み、一組編むごとに目を詰めます
作りたい大きさの半分まで編みました
つま先からかかとまでが20㎝になるまで編みます
編み台から外して中芯縄を片方ずつ引きます
とりあえずこれくらいまで引きます
外芯縄が交差しているところに藁3本を2回巻きつけます
かかとの形を整えながら芯縄が見えなくなるまで中芯縄を引きます
裏に出ている藁を底の外縁にあわせて切ります
甲編み
型の上に芯縄を載せ、本体と型を麻紐で結びます
左一組目を左芯縄の上、右芯縄の下と通します
右一組目を右芯縄の上、左芯縄の下と通します
左二組目を左芯縄の上、右芯縄の下と通します
右二組目を右芯縄の上、左芯縄の下と通します
左三組目を左芯縄の上、右芯縄の下と通します
左二組目、左三組目を持ち上げ、左一組目を型にそわせ手前に流します
右三組目を左一組目・右芯縄の上、左芯縄の下と通します
持ち上げていた左二組目・三組目を元に戻します
反対側も同じように、右二組目・右三組目を持ち上げ、右一組目を型にそわせて手前に流します
左四組目を右一組目・左芯縄の上、右芯縄の下と通します
編み終わったら目を詰めます
ここから甲の側面は「かめ」の甲羅と同じ形になります
編み方が分からなくなったらこの形を思い出してください!
左二組目・左三組目・左四組目を持ち上げます
右四組目を左一組目の下を通します
左二組目を手前に倒します
右四組目を左二組目・右芯縄の上、左芯縄の下と通します
左三組目・左四組目を元に戻します
左側も同じ要領で編みます
①左四組目・左五組目を持ち上げます
②左三組目を手前に倒します
③右五組目を左一組目の上、左二組目の下、左三組目・右芯縄の上、左芯縄の下と通します
①から③の要領で全体の長さの半分のところまで編みます
編み終わったら型からはずします
芯縄をいぼ結びし、2㎝残して切ります
胴編み
 ミゴ縄で底から1㎝ところで双子編みします
甲編みとの接点部分はあいだが開かないように引き締めます

 <双子編みの最後の結び方>
上に来ているミゴ縄の先を斜めに切ります
最初の目に通し(ここでは下から)裏へ持って行ってもう一方のミゴ縄と結びます
どこで結んであるか分かりますか?
一段目の2㎝上で二段目を編みます
さらに三段目、四段目、五段目と4㎝間隔で編みます
両方の高さが同じになるよう注意しながら五段目の上で藁を切ります
縁布つけ
 長さは縁の外周より3㎝長く切ります
最上部のミゴ縄が隠れる幅に折りたたんで縁にかけ、ぐるりと縫います
 雪ちゃん、深沓できたよー!
子供用
大人用を息子に履かせてみました
大人用
#ふかぐつ #深沓 #ゆきぐつ #雪靴

0 件のコメント:

コメントを投稿