2026年10月1日木曜日

藁細工 鶴飾り

鶴
<材料> ワラ 16本、稲穂 5本、刺し子糸 100㎝、ラフィア 50㎝、針金(太さ1㎜)12㎝
     水引 紅白 各1本、赤布
<道具> ハサミ、ものさし、霧吹き、ボンド
頭・首・胴
ワラ1本を8㎝の長さで4回折りたたみます
端から1㎝のところを刺子糸で縛り両端をハサミで鋭角に切り落とします
針金を曲げて一方の端を胴体に、もう一方の端を5㎝に切った稈(かん)に差し込みます
針金に稈を差し込んだところからラフィアを巻いていきます
頭のところは少し厚く巻き、首は細く巻きます
首と胴体のつながるところまで巻き末端は胴体に挟み込みます
翼・尾
ワラ15本を長さ20㎝に切ります
稲穂は束ねて紐で縛り、茎の部分を5㎝に切ります
ワラの中央を刺子糸で巻結びできつく縛ります
紅白の水引の真ん中で翼のワラを一本挟みます
上の二本を広げ、下の二本は狭めます
下の二本を上に持ち上げます
上下の間に次のワラを挟みます
ワラの前後上下を見て自然な順で水引を掛けていきます
上の二本を広げ、下の二本は狭めます
繰り返していくと矢羽根編みになります
全部編めたら、上二本と下二本でひとえ結びにします
反対側も同じように編みます

組立
胴体を半分に割り、翼を差し込みます

胴体に稲穂を根元側から挟み刺子糸で縛ります

胴体から尾にかけてラフィアを巻きます

もう片方の翼にも水引をかけて出来上がりです

頭に赤い布を貼りつけて完成です


2026年8月3日月曜日

藁竹茅とは

埼玉県川越市にある手仕事の工房です
藁細工、竹細工、茅葺きの最初の1文字をとって藁竹茅です

ここではこの工房で扱っているすべての作品をご紹介しています
作品数がおよそ100なので「100の手仕事™」と呼んでいます


よしず


2026年2月25日水曜日

竹細工 大四ツ目かご

 


脱衣かごとして使うため大き目に作りました

<工程> 編みヒゴつくり⇒四つ目編み⇒縁編み⇒縁巻ヒゴつくり⇒縁巻き
<寸法> タテ 46㎝ ヨコ 46㎝
<材料> 編みヒゴ 長さ 200㎝ 幅 16㎜ 厚さ 0.9㎜ 皮 12本、皮下 24本
     縁ヒゴ  長さ 160㎝ 幅 8㎜ 厚さ 1.5㎜ 皮 1本
     縁巻ヒゴ 長さ 3m 幅6㎜ 厚さ0.7㎜ 皮下 2本
<道具> スチールたわし、竹挽ノコギリ、竹切り台、竹割鉈、クモデ、竹割台、手袋、厚さ決め台、ビニタイ

材料を長く、幅広く、厚くします
作り方は基本的には小さな四ツ目かごと同じ
縁編みの前に右上するヒゴは20㎝に、左上するヒゴは18㎝に切る



2025年9月11日木曜日

藁細工 背負い袋

背負い袋
柔らかくて真っ直ぐなハカマを沢山いただきました
とりあえずそれを綯いながら何を作ろうかなと考えました
そうだ背負い袋を作ってみようと思いました

<寸法> タテ 43㎝ ヨコ 35㎝ マチ 15㎝
<材料> 藁縄 直径 6㎜ 長さ 53m 1本
     三つ縄 直径 8㎜ 長さ 1m 1本
     ミゴ縄 二本どり 長さ 3m 12本
     マニラ麻ロープ 直径 9㎜ 長さ 4m 1本
     栃の実 1個
<道具> 編み機、クリップ小 24個、クリップ中 2個、洗濯ばさみ

菰編み
三つ縄をショートスプライスでとめて円周75㎝の輪縄を作ります
ミゴ縄は中央を30㎝残して両端を丸めクリップで止めます
藁縄は端から引き出せるように束ねます
編み機に輪縄とミゴ縄をかけます
藁縄を編み機の上に置きます
先端は右端のミゴ縄の右8㎝にねじ込んだ洋折釘のさらに8㎝先に出します
右端の折り返しはクリップで押えておきます
左端の折り返しは輪縄に二回巻き付けてクリップで押さえておきます
10目ごとに目印の洗濯ばさみを付けておきます
作りたい大きさまで編めたら奇数の目数(この場合は47目)で編み終わります
編み初めと編み終わりを揃えて編んできたミゴ縄で結びとめます
編み初めと編み終わりの縄が最後の目(48目)になります
底編み
始点と終点を合わせたところが48番目の目、その右を1番目の目とします
底編みは23、24、25番目の目から始めます
左が23、真ん中が24、右が25です
25を前、24を後ろにしてクロスさせます
23を前、25を後ろにしてクロスさせます
24の輪に26を通し26で23を押さえます
25の輪に22を通し26を押さえます
23の輪に27を通し22を押さえます
同じ要領で左右交互に「輪に通し押さえる」を繰り返して編んでいきます
最後は始点と終点の縄を使って編みがほどけないように真結びします
底が編み上がったら裏表をひっくり返します

持ち手つけ
マニラ麻ロープを適当な長さに切って写真のように回しかけます
両端は輪縄と同様にショートスプライスで止めます

背負い縄つけ
マニラ麻ロープを適当な長さに切って写真のように回しかけます

ボタンと止め縄つけ
ボタンは栃の実に2ケ所穴を開けて麻紐を通し本体に結びつけます
止め縄は藁縄を編み縄4本に巻き付けて内側でテグス結びします

使い方
背負い袋

手提げ袋


ボタンの止め方
背負い袋


手提げ袋



巾着
すっぽり入る巾着を作りました
お米を担ぐときはこれに入れれば隙間からこぼれません


2025年8月30日土曜日

藁細工 稲架かけ


    稲架(ハサ)は刈り取った稲を天日で乾燥させるため架台です
そこに稲束を掛けて乾燥させることを稲架かけといいます
藁細工で使う脱穀済みの稲藁もこのようにして干すと長期間保存できます

稲架の建て方
家と狭い庭の間に長さ二間の丸竹を二段にした稲架を南側と東側に建てました
丸太の結束には長さ一尋の麻紐を用いてきつく縛りします

稲藁の束ね方
長さ50㎝の麻紐で根元から15㎝のところをきつく縛ります
この縛り方で長さ二間の丸竹に35束ぐらい干すことができます

干し方と保管
・降雨の場合は濡れないように上段の藁にシートをかけます
・天気の具合により一週間から十日間ぐらい干します
・干した後は集草袋に入れて乾燥した場所で保管します