2020年10月23日金曜日

藁細工 干支うし

来年の干支は丑(うし)ですね
見島牛(みしまうし)にモデルになってもらいました

<寸法> 長さ 20㎝、高さ 10㎝、幅4㎝
<材料> 藁 60本、ラフィア、タコ糸、ボンド、竹、アルミ針金、ミゴ縄
<道具> ものさし、霧吹き、はさみ、目通し、竹針、クリップ

藁拵え
藁はハカマを取り、濡らして根元側半分を叩きます
根元側を50㎝の長さで切ります

頭と背中
藁10本の真ん中をタコ糸でしばります

回しながら折り返します

ぜんぶ折り返してタコ糸でしばります

いぬと同じ要領で顔の部分を曲げ、全体の長さを16㎝に切ります

残りの藁半分の根元側を二か所タコ糸でしばり長さ14㎝に切ります
片側を斜めに切り落とします

残りのもう半分の藁の根元側を二か所タコ糸でしばり長さ12㎝に切ります
片側を斜めに切り落とします

表皮
表皮は長さ50㎝に切った藁を使って矢羽根編みします
はじめ一本で6㎝、つぎに三本で三目、また一本で6㎝、さいごは三本で三目です

<矢羽根編み>
藁一本の真ん中に長さ90㎝のラフィアを二本かけます

上になっているラフィア二本を広げ、下のラフィア二本を左へもっていきます

二本目の藁をのせます

上になっているラフィア二本を広げ、下のラフィア二本を左へもっていきます

三回編むとこうなります

左手でこのように持って編みます

はじめから6㎝編んだら一目三本で三目編みます
この三目が前足になります

ふたたび一本で6㎝編んでから後足の部分を一目三本で三目編み終わります
さいごに末端をラフィアで結びます

<編みつけ>
頭と背中を表皮にタコ糸でしばりつけます

長い方の腹をタコ糸でしばりつけます

短い方の腹をタコ糸でしばりつけます

表皮の一本目の藁を鼻先から左、右と重ねて尻の方に流します
重ねた藁がばらけないように指で押えます

二本目の藁も同じように右左と重ね合わせます

前足まできたら流した藁の先をクリップで止めます

前足のところは一目三本のうちの一本だけを取って重ねていきます

前足の部分を過ぎたらまた一本づつ左右交互に重ねていきます

後足まできたら流した藁を引いてゆるみをとり、最後の4本をタコ糸でしばります

後足の三目も前足とおなじように藁三本のうち一本だけを重ねます
最後に重ねた四本をタコ糸でしばります

尻尾
藁を一本一本で長さ10㎝に綯い、両端をタコ糸でしばります

尻尾の根元を表皮の末端に結びつけます

流した藁の内側を胴体末端部で筒状に切ります

尻尾の両脇の藁を左、右と重ねます

つぎの藁も左、右と三回重ねます

後足
片方の後足の藁を尻からきた藁とあわせてラフィアでとっくり結びします

もう片方の後足もおなじようにラフィアでとっくり結びします

前足
前足の脇腹2か所に藁を二本ずつ竹針で差し込みます

胸2か所にも藁を二本ずつ竹針で差し込みます

脇腹の藁は背中にまわしてから前足の藁とあわせます
胸の藁は直接前足の藁とあわせます
さいごにぜんぶの藁をあわせてラフィアでとっくり結びします

前足、後足の中の藁を切ってすきます

もう一度ラフィアでとっくり結びします

太い藁を短く切って頭の藁に差し込みボンドで止めます

竹を削り差し込みます

さいごにラフィアの結び目が緩まないようにボンドを塗ります

どこかへ行ってしまわないように鼻輪と手綱をつけました


見島牛って?
殺生を禁じてきた仏教の影響から日本では明治時代まで肉食をあまりしませんでした
明治時代以降も日本の牛は主に農耕のための役用(えきよう)として飼われてきました
水田で働く牛は身体が田にもぐらないようにある程度四肢が長いことが必要でした
また鋤を引かせる牽引力をつけるには後躯よりも前躯が発達していなければなりません
見島牛はこのような役用牛の特徴をもった在来種で肉用牛とはかなり違った体型です

#干支 #うし #ウシ #牛

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