2023年1月1日日曜日

ゆく年くる年 2022-2023

2022(令和4)年 回顧

手創り市(雑司が谷鬼子母神)に出店
2022年12月17日

藁細工
なんという年だったのかと思います
去年の今ごろはまったく想像もしなかった展開がありました

年初に展望していたのはこれまでの6年の延長線上でのことでした
ワラサーの課題制作をメインに干支の創作と正月飾りを友人知人に作り贈ることなどです
また地味にマイペースで藁細工を楽しむ一年になるのかなと思っていました

ワラサー(東京農工大科学博物館友の会わら工芸サークル)での課題制作
蓑
干支の創作
ウサギ
毎年作り贈っていた友人知人への正月飾りは気乗りがせず休むことにしました

年初には予定していなかった以外の制作が今年新たに作った作品の多数を占めました
想像もしなかったことが2022年の後半に起きたからです
わら de ポシェット
砥石袋
わら de サコッシュ
しめ飾り(蛇)
しめ飾り(鶴)

しめ飾り(宝珠)
しめ飾り(玉)
しめ飾り(めがね)
わら de サコッシュL
鍋敷き(組編みタイプ)

それは川越で藁細工ワークショップの講師を始めたことです
とつぜん人に藁細工の作り方をお伝えする機会を何度も持つことになりました
川越でのWS photo 峯山真里奈
川越でのWSは安田太陽さん(The Sun)という方の企画で実現しました
太陽さんとは川越春まつりの船頭で新河岸川を一緒に漕いだことで知り合いました
お互い手仕事に興味を持っていることがわかりました
そして太陽さんの事務所(川越市喜多町の弁天長屋)で藁細工のWSをやることに

7月から11月まで毎月2,3回で都合13回開催し、参加者はのべ40人ほどありました
作ったものは干支、縄飾り、砥石袋、草履、しめ飾りです

そのWSに参加された峯山真里菜さんという方が興味を持ってくれました
その方は鎌倉市大町で「うつわと手仕事 廻り道」という店を経営いしています
その店で川越と同じようなWSをやってもらえませんかということでした
急いで準備して12月に開催したカメを作るWSは2回とも満員の盛況でした
鎌倉でのWS photo 峯山真里奈
川越と鎌倉でのWSの他にも新潟の方からのご希望で一入亭で7回お伝えしました
作ったものは干支、縄飾り、砥石袋、草履、ストッカー、しめ飾りです

WSに参加した方々からは「楽しかった」「あっという間だった」などの声を頂きました

私の藁細工、竹細工、茅葺きの目的はつまるところそれを後世にお伝えすることです
WSはこの目的にぴったりと当てはまる活動だと思いました
またWSを準備し実施することは自分自身が学び直す機会にもなると分かりました

安田さんも峯山さんも若くてその世代ならではの感性とスタイルをお持ちです
そういう方々と自分が目指すことを共にできたのは稀有な幸いでした

竹細工
今年は生活の場面で使えるものを作ろうと思っていました
それが藁細工のWSに押されて竹細工の時間が縮小してしまいあまり作れませんでした
その中ではコーヒードリッパーの制作が刺激的で今後も続けたいと思いました
バイクかご フロント用
六つ目籠
バイクかご リア用
コーヒードリッパー
茅葺き
2022年は一入亭の茅葺き屋根を10年かけて全面修理する計画の6年目でした
正面左側を差茅で修理しました
作業の詳細は茅葺き日記に記載しました
一入亭
今年は5月以内に終わらせようと日程を前倒しして作業しました
例年より葺く屋根面積が広く茅が足りなくなりました
急いだので下部の表面が少々膨らんでしまいましたがそのうち目が慣れるでしょう


2023(令和5)年 展望

藁細工
ワラサーは3年生になるので教わる立場の最終年です
3年生ではエジッコ、げんぺい草履、米俵、ばんどりを作ることになっています
これまでどおり制作しながらブログに記録していつでもお伝えできるようにします

サークルでの製作のほかに自分が作りたいものを考えて作ることにします
2024年の干支の龍はあまり作ったことのないものになるでしょう

WSは川越と鎌倉で月に数回開催しようと思います
川越ではレベルアップできるカリキュラムで鎌倉では毎回楽しめるものを作ります
すでに鎌倉で1月25日に鍋敷き(組編み)を作るWSが予定されています

新潟の一入亭でもゆくゆくはWSが開催できたらいいなと思います

竹細工
安田さんと共同して竹細工のWSを1月から始めます
初回は六つ目籠ですでに参加者の募集を開始しています

ほかに生活の中で使えるものをいくつか作りたいと思います

茅葺き
2023年の春に正面の右側を差茅をします
藁細工のWSを始めたおかげで茅葺きに興味をもってくれる人が出始めました
それらの人に茅葺きの現場を見てもらい理解を深めてもらおうと思います

さて2023年は藁竹茅にとってどんな年になるでしょうか?